2006-02-08 第164回国会 衆議院 予算委員会 第7号
ハイリスク牛だというふうに、だから申し上げているわけです。 寺田委員長、いいですか。食品安全委員会の答申は、管理措置が法令どおりすべて遵守されているということを前提にした評価でしょう。どうですか。
ハイリスク牛だというふうに、だから申し上げているわけです。 寺田委員長、いいですか。食品安全委員会の答申は、管理措置が法令どおりすべて遵守されているということを前提にした評価でしょう。どうですか。
○川内委員 屠畜解体の過程の中に、要するに、食用になるルートの中にダウナー牛というハイリスク牛が入っているということがこの監査報告の中で報告をされている。
本来は、法令では、ダウナー牛、ハイリスク牛というのは屠畜解体ルートには入らないことになっている。しかし、それが脱法なのか違法なのかわかりませんが、とにかくリスク牛が屠畜解体ルートに入っている。それは日本向けのものであってもダウナー牛が入る可能性を示しているということですねということを確認しているんです。
ただ、既にヨーロッパのアクティブサーベイランスも二〇〇一年から始まって、そこには膨大なデータが出ていて、ハイリスク牛と健康牛でのBSEの陽性の比率とか、そういうものはすべて、範囲は何千万頭というオーダーで得られているものですから、それほど推計に大きなずれがあるとは私自身は考えておりません。
それから、海外の人も驚くのが、やはり、イギリスの先進事例にならって、アメリカでもカナダでも、ハイリスク牛、ハイリスク集団だけを対象にしていればBSEの発生状況は把握できる。
その際に日本側から、アメリカがやっている今のハイリスク牛を対象としたサーベイランスのあり方について、問題という形で指摘をしたところでございます。
ただ、僕思うに、USDAの内部のOIGがサーベイランスプログラムに対して今言われたようなサンプリングというか、検体材料が本当にランダムサンプリングになっているのかどうなのか、検査頭数は本当にハイリスク牛、これで十分カバーできるのか、検査方法はそれでいいのかというような指摘を内部として、USDA内部の監査委員会としてしたということは僕は高く評価できる。